VINTAGE FLOWERVASE

Scheurich Keramik West German Pottery VaseFrothy Black With gold Drip Glaze - 1970's Era

¥14,000
SCHEURICH社が1970年代に製作したブラックベースにゴールドをドロップした花瓶です。 凹凸のあるゴールドの釉薬が映えます。 コンディションは良好で、オリジナルのままです。 ————Scheurich———— ドイツの窯業の黄金期を支えた最もメジャーなレーベルの一つ。 現在は園芸用品の生産にシフトチェンジしている。Scheurichは、元々1927年にAlois Scheurichによって創設され、手頃な価格の陶器やガラス製の装飾品、家庭用品などを幅広く販売していた。 共同運営者が参画してからはScheurich&Greulich(シューリッヒ&グロイリッヒ、Greulichは独語で“凄まじい”の意)という社名で知られ、この頃の作品には「S&G」のラベルが貼られたものが多く見られた。 事業が拡大すると、Scheurichは自社で陶器を製造することを決心し、1954年にクラインホイバッハに工場を設立した。 同社は急速に成長し、1950~80年代には陶器製造の分野でドイツ最大のメーカーとなり、今日でも確固たる地位を維持している。 形状に加えて釉薬でも、当時は最も幅広い品揃えを誇った他、輸出量も最大だったため、現在でも同社の製品はよく見られる。 特に円筒形を基調にしたシンプルな形状で、型押し模様のある床置き花瓶が代表的である。色彩については、当時主流だった赤やオレンジから、クリーム、ベージュ、茶色などが多くを占める。 1955年からの主要デザイナーはHeinz Siery(ハインツ・ジーリー)で、スタイリッシュに角度をつけた持ち手のある先細り型「271」の水差しをデザインした。後継者や同僚には、1970~80年代にデザインを手掛けたA. Seide(A・ザイド)、1955年から釉薬の装飾を制作したOswald Kleudgen(オスヴァルト・クロイジェン)などがいる。その他のデザイナーについては、会社の記録が保存されておらず分かっていない。

You may also like

Recently viewed